O氏の場合(娘さんより)
「信じる者は救われる」耳なれているフレーズですが、まさしくあの時は全てに感謝する気持ちでいっぱいになりました。健康には人一倍注意を払っていた父の突然の発病。日頃から口数の少ない中にも私の事を気遣い、愛情を注いでくれていた父に対し、何もできないでいた私は、とても罪深く許されない心境の毎日でした。そんな中、木暮先生の迅速なご配慮で父に施術をしていただくことができ、先生の「きっと目をさまされますよ」の励ましの言葉に願いを込めて、私は父の足を毎日毎日揉んでいました。『足は常に綺麗にち垢を落とし、温め、下から上へ揉む』と、家族で都合をつけながらの足揉みリレーでした。
あの奇跡の日の事を思い出すと今でも目頭が熱くなりますが、どんな時でも、どんな状態でも、親は子に教えをくれるものだと感謝しています。決して諦めてはいけない、家族の在り方、病気と向き合う事、全て父が私達になげかけ、解いてくれていることばかりです。
現在、兄家族と共に暮らすようになり、週に三度の市のリハビリ教室に通う父は、クラスの中で“若い人”と呼ばれているのだそうです。父は現在64才、現役で働いている人を思うと少し淋しい気持ちになりますが、あの奇跡の日のことを大切に感謝しなくてはいけないと気持ちを正しています。
簡単にできるはずの足揉みも、身近ゆえに後まわしになってしまっている現状と共に、毎朝、父からの電話に「足揉み再開」を誓いたいと思います。 |